短期トレードのポイント
実は短期トレードというのはあまり変動が起こらないという状態が多いです。
幅広く変動をしている時ならとにかくトレンドに沿ってトレードをしていけば
良いですが、それ以外だとなかなか流れが読めず、判断に迷うと思います。
取引を成功させる為のポイントとして、
まずは直前のチャート状況を確認してください。
短期トレードのチャートでは流れが良く分からないと思いますが、
他のトレードのチャートを見ると、
どのような変動を起こしているかが見えてきます。
この情報を見ておけば、どの方向に動きが出ているのかが分かります。
次に現在のチャートがどのような動きをしているのかを確認します。
持ち合いになっているという状態であれば
今日は取引しない方が良いかもしれないと判断し、
別の日に回しても良いと思います。
ただ上がってから停滞しているような状態や、
上がったのに下がり始めている感じがあるなら、
これは売り圧力の流れが来ていると判断できます。
その為明確に停滞している雰囲気があるなら、
下の方向を想定してトレードを続けてください。
短期でも東京市場の間なら、ある程度の情報は掴めると思います。
FX取引方法の種類
皆が皆FXで生計を立てているような専業トレーダーというわけではないので、
FXの為に使うことの出来る時間は、人それぞれ違う事と思います。
もちろん職業によっても違いますし、家庭環境によっても異なってくると思います。
その為、FXを始める前に、自身に合った取引スタイルを確立しておくことで、
生活に負担の少ない資産運用をする事が出来ます。
まず、FXの取引スタイルは大きく分けて3種類、
長期取引、中期取引、短期取引があり、自分がどの取引期間を選ぶかにより
大きくFX取引の時間が変わってくることになります。
また、性格的な面においても向き不向きがある為、
しっかりと自分の性格や生活を見極めながら選んでいくことをオススメします。
では、選択するFXの取引期間による違いを詳しく見ていきましょう。
まず、長期取引というのは、
スワップポイントを狙う事も出来る資産運用の方法になります。
主に最初に取引を行ってから数ヶ月～数年と言う期間を経て
決済取引をするという取引スタイルとなりますが、取引スパンが非常に長い為、
大きな値動きを予想した全体的な経済や相場の流れを見る目が必要になります。
普段、忙しくて細かい相場の値動きを確認する暇が無い方や、
外貨預金の要領でこの取引を行われる方には最適な取引スタイルとなります。
注意点として、長期間の取引となるので、
レバレッジは出来るだけ低くかける必要があります。
その為、大きめの資産を最初から必要とする場合が多く、
一攫千金と言うよりも堅実で着実な資産運用となります。
向いている性格としては、長期運用となるので
「資産運用の期間じっくりと待てる人」というのが大前提となります。
例えば、マイナス10万円、20万円と含み損が膨らんでいっても、
それを気にせず待つ事が必要になる為です。
次に中期取引の特徴についてです。
この中期の取引というのは、「3日以上で取引を行ったならば中期だ」
と考えられている方から、「2～3週間からが中期だ」と考えている人など、
人によって感覚が異なりますが、ここでは中期を
「1週間～数ヶ月」と言う期間でお話したいと思います。
この中期取引をする人の多くは、「長期間を安定運用出来る運用資金は無いけど、
資産運用を比較的安定的にしたい」と考えている人に
好まれる取引スタイルになります。
FX相場は、長い期間で捉えると「3ヶ月に1回のペースで相場が変わる」
と考えられています。
その為、その中期の値動きを狙った取引をする事になります。
長期取引ほど値動きの幅が大きくならない為、
運用資産を長期取引する場合より減らしても
比較的安定した運用を目指せる事は確かですが、
数ヶ月と言う期間での運用は全体的な相場の流れから
1日の値動きなどにも気を配る必要があるため、
各国のニュースや経済についても注目しておく必要があります。
若干玄人向けの運用となりますが、慣れれば会社員の方や主婦の方でも
充分に相場に対応した取引を行う事が出来るようになります。
充分に気を配っておく必要があります。
最後に短期取引の特徴についてお話します。
短期での資金運用は数秒～1日といったスパンの取引となります。
上手く資産運用を行う事で少額からでも充分安定した運用を期待でき、
さらには投資額に対しての大きな利益を得る可能性も秘めている
取引スタイルになります。
一方で、短期取引には圧倒的な経験と集中力が必要とされる為、
ビギナーは苦戦を強いられる可能性がかなり高い資金運用方法でもあります。
会社員や主婦の中には、自分の暇な時間を見つけては、
1日に数時間程度に集中して取引をしている方も沢山いますが、
他スタイルの取引とは違い消費する労力も段違いとなります。
FXは平日24時間いつでも売買が可能となる事から出来る取引スタイルとなりますが、
この短期売買が出来る人と言うのは
「集中出来る人」と言うのが絶対条件となります。
テクニカルは使い方次第
FX取引を始めて勝てない時期が続くとテクニカルに頼り出します。
これはほとんどの投資家が通る道です。
しかしここから多くの人が間違いを犯します。
特に中途半端にテクニカルのことを勉強した人はが性質が悪いです。
何か自分が勉強した気になってしまうということと、
今まで触れたことがないもっともらしい計算式に目を輝かせる。
これなら勝てる気がする。
そうやって勘違いしてしまった人がFXの相場で痛い目を見るんです。
ビギナーは特に端から端まで取りたくなる傾向にあるので、
どうしても買われすぎとか売られすぎのテクニカルを使いたがってしまいます。
これが大きな損失を生み出す要因にもなりやすいんです。
極端に逆張りになりやすいというのもそうですが、
例えば下方向だと踏んで一時的に買われ過ぎだという
ポイントをテクニカルで探して、
買われ過ぎのサインが出たから買う。ここまでは良しとします。
しかしそこから相場が反転したとしてもそれを認めようとしない。
今回は押しが深いだけだとかもっともらしい言い訳をしたり、
自分にとって都合の良い時間軸に当てはめたりします。
そうしていつまでもポジションを持っていつの間にか手遅れということになります。
メンタルが弱い人はその時点でこのテクニカルは使えないと判断して
違うテクニカルを使います。
そして、また同じような間違いを起こして違うテクニカルを使うという
負の連鎖が始まります。
ここまでくればテクニカルの本当の使い方が分かるはずです。
悪いのはテクニカルではなく使い方なんです。
まずはFX取引をやり遂げる
近頃は景気も持ち直してきて、FXを始める人もかなり増えました。
僭越ながら投資家になる為に最も大切なものは何なのか、
少しお話したいと思います。
普通の人は投資の本や雑誌を熟読して、
ファンダメンタルズやテクニカルについての知識を得ることから始めます。
しかし、あくまでそれは知識にしか過ぎません。
投資で利益を上げる為にすべき努力というのは、もっと別なところにあります。
経済について詳しい人や、テクニカルに詳しい人ではないのです。
取引を最後までやり遂げられる人なのです。
エントリーして、利確、あるいは損切り。
それを一定回数、最低100回以上やり遂げて、
自分で成績表をつけることが出来るかどうか？
それが出来れば見込みがあると言えますが、
大多数の人は、そこまでやり遂げられないものなのです。
三日坊主のように、数回やって損切りが出来なくなって放り投げる。
そして、イヤになって辞めてしまう。
一体ファンダメンタルズやテクニカルの勉強は何だったのか・・・
それがFXから退場していく人達の実態ではないのでしょうか？
投資家になりたいのであれば、
どんなに損失を被ってもヒドイ成績になっても構いません。
まずは取引を途中で放り投げずに最後までやり遂げることです。
経済動向や使う業者やツールなどは、後回しです。
まずは、取引を最低100回以上はやり遂げて成績表をつけてください。
それが投資家になる為の、最初の一歩です。
FX初心者と上級者とのメンタルの違い
FX取引で勝つ為には精神面が大切だと言いますよね。
「欲や恐怖心を断ち切って冷静に淡々とやればいい」
と、私もブログで何度かお話しています。
ただ、これを極端に捉えてほしくはないんです。
何にでも言える事ですが、人間は機械じゃないですから、
0か1かの極端な考えは止めましょう。
正直なところ、完全に欲や恐怖心を断ち切ることは出来ません。
玄人であっても欲を持ったり恐怖心を抱いたり、油断や後悔はあります。
ただ、ビギナーより、その感情の振り幅が小さいだけなんです。
ビギナーは為替相場の値動きに一喜一憂します。
利益が出れば大喜びで自身がとても偉くなったように感じます。
損失を被れば激怒するか、恐怖と絶望で凄まじい後悔をします。
感情の振り幅が激しく冷静に取引は出来ません。
玄人の感情は大変穏やかです。
細かく言えば当然玄人も感情や欲望は持ち合わせています。
利益が出れば嬉しいし、損失が出れば落ち込みます。
利益が出れば隙も出来るし、損失が出れば怖くもなります。
ただ、ビギナーよりもその起伏が極端に小さいのです。
極論言ってしまえば冷めているんですね。
利益が出れば「そこそこ上手くいったかな」と少しは喜び、
損失が出れば「ツイてない時はこんなもんだよね」と少しは落ち込みます。
これが玄人の心理状態です。
ビギナーはどうなのかというと
利益が出れば「よっしゃ！勝った！どうだすごいだろ！！」とはしゃぎ、
損失が出れば「くそ！ふざけんじゃねー！なんでそっちに動くんだよ！！」
と激怒します。
常に感情は嵐の真っ只中にある。これがビギナーの心理状態なのです。
株式とFXの違いって？
ＦＸは株式取引とかなり似ているため良く比較対象になりますが、
最も違うポイントは取引時間の違いかもしれません。
株式取引の取引時間は午前9時から11時からと
午後12時30分から15時までの2回で月曜日から金曜日までの間に
取引を行うことが出来ますが、祝日は休みとなり、
取引が出来る平日でもわずか4時間半しか取引を行うことが出来ません。
その点ＦＸは月曜日の朝7時から土曜日の朝7時までの時間なら
いつでも何度でも取引をすることが可能なうえ、祝日でも休みにはなりません。
そのため午前中は家事で忙しい専業主婦の方や
日中には仕事で忙しい会社員の人でもＦＸなら少し空いた時間でも
取引を行うことが出来るのです。
加えて自分がパソコンの前にいない間にも取引出来るような
注文システムが充実していますので、取引の絶好の機会を逃すこともありません。
専業主婦の方の中にはお昼に家事を済ませて
深夜の時間帯に集中して取引を行っている人もいたり、
会社員の人もランチタイムにスマホからＦＸ取引を行ったりしている人もいます。
ＦＸ取引が自分に合った取引時間を選ぶことが出来るおかげで、
今までは取引の機会が無かった人にも取引の機会が生まれ、
大勢の人がトレーダーとして活動出来るようになったとも言えます。
また株式相場の場合、突発的な事態が起こったとしても
「取引時間外だから取引が出来ない」というようなことが多いですが、
FXの場合は基本土日以外はいつでも取引が出来るので、
突発的な報道などにもいち早く反応することが出来ます。
そのような面でも24時間取引はかなり優遇された環境だと考えられます。
FXとは何なのか？
さて皆様がこのブログをご覧になったからには、
間違いなくＦＸというものに対して関心をお持ちなのだと思います。
さてそのＦＸとはいったい何なのでしょう？
ＦＸとはいったい何なのか、またその詳細について説明をしていきたいと思います。
ＦＸとは「ForeigneXchange」の略称で、
直訳した意味は「外国為替」となりますが、
実際には「外国為替証拠金取引」の意味で使われています。
外国為替というのは貨幣（米ドルや日本円、ユーロなど）の交換により生まれる
相対的な商品価値の差額により損益を生み出していくというもので、
刻々と変化していく為替相場を見て貨幣を買ったり売ったりしていきます。
金融商品の一つですね。
ＦＸは証拠金取引という所がキーワードで、
低額の自己資本金を証拠金として預けることにより
レバレッジと呼ばれる証拠金制度を利用でき、
証拠金の何倍も大きな金額で取引をすることができます。
このため高いレバレッジの使用により、
ハイリスクハイリターンな投資効率も可能です。
このレバレッジは業者を選択すれば自身である程度
自在に設定することができるので、ローリスクローリターンな投資から
ハイリスクハイリターンな投資まで幅広く行うことができるのがミソです。
レバレッジの倍率は法規制が始まったために最高で25倍までとなります。
またＦＸにはスワップポイントがあることも特徴として挙げられます。
金利の安価な通貨（日本円など）を売って
差額の金利差を手に入れることができます。
しかし反対の場合は自分が支払わなければいけないので注意が必要です。
日本は結構な低金利のため、根本的にどの貨幣を買っても
スワップポイントを受け取れるというハッピーな状況にあります。
ビギナー向けの投資手段として
このスワップポイントだけを狙った投資などもあります。
近ごろはこのＦＸを始めている方が大勢いるようですが、
専業主婦でも月100万円稼ぐとか僅かな時間・金額でも始められるとか、
どことなく胡散臭いイメージも付きまといます。
しかし実際には法律的な整備もしっかりした投資商品で、
業者は金融庁にも登録が義務付けられています
（登録されていないものは違法業者です）ので、
自身のトレードさえしっかりしていれば心配事が起こることはまずありません。
しかし、危険を考えない投資をしてしまうと
大きな損失を被ることもありますので注意が必要です。
ＦＸは手軽に始めることが可能で取引注文もしやすく、
株式投資よりも支持が高くなり始めています。
株式投資との決定的な違いはその取引時間の広さで、
株式は9時から15時までというかなり短い時間しか取引ができないのに対し、
ＦＸは24時間いつでも取引を行うことが可能で、
自身の生活スタイルに合った投資をすることができます。
そのため会社員などの日中に働いている方でも
帰宅後の晩に取引を行うといったことも可能なのです。
